今朝の香港内の国家安全法に関する話題

更新日:2020年05月28日
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国家安全法

昨日、国家安全法と国歌法に反対する抗議活動があり、市民と警察との衝突が発生し少なくとも360人が逮捕されました。香港での国歌法第二回審議は昨日終わらなかったため本日も続けられます。本日も国家安全法に関連するニュースをお伝えします。

■大富豪リカシンが国家安全法に賛同
香港の大富豪である李嘉誠(リカシン)が国家安全法に賛同を表明し、「長期的な安定と繁栄に良い影響。恐らく深読みする必要はないだろう。提案されている新法によって中央政府が香港に対して抱いている懸念が和らぎ、今後の前向きな見通しにつながることを望む」と述べたことが分かりました。

また、国際企業クループのスワイヤーも「国家安全法の制定は香港が世界のビジネス及び金融センターとして長期発展に有利」と賛同を述べ、キャセイパシフィック航空も「香港の繁栄と安定に重要な要素と考える」と述べました。

■米国、香港の自治が失われたと判断
ポンペオ米国務長官は27日、「米国法上、香港はいままでと同様の扱いを受け続けるに値しないと判断し、今日議会に報告した。良識のある人なら、香港が高度な自治を維持しているとは誰も断言できない」と述べました。

ポンペオ氏の発言後、米ブルームバーグ紙は、「米国での中国共産党の高官に対するビザ発給制限、資産凍結、香港からの輸入品への関税導入など幅広い可能性が生まれる」と伝え、米CNNは、「香港は米国との間の通商上の特別な地位を失い、国際的な金融センターとしての地位が危うくなる可能性がある」と伝えました。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
現時点での香港の新型コロナウイルスの感染者合計は、昨日1人増え1,066人、退院者は1,034人です。新たな感染確認は5月23日から4日間連続ゼロでしたが、昨日はアメリカから帰国した留学生の感染が確認されました。