世界報道自由度ランクで香港が80位

更新日:2020年04月22日
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報道自由度ランキング

国境なき記者団(RSF)が毎年恒例の「2020年 世界報道自由度ランキング(Press Freedom Index)」を発表し、香港は180ヶ国(地域)中80位(2019年は73位)となりました。世界トップ5は、1位ノルウェー(4年連続)、2位フィンランド、3位デンマーク、4位スウェーデン、5位オランダ、アジアトップ3は韓国(42位)、台湾(43位)、日本(66位)の順となりました。

RSFの世界報道自由度ランキングは「ニュースの多様性、メディアの独立性、メディア環境と自己検閲、法的枠組み、透明性、インフラ、記者への暴力」という7項目で構成されています。香港は「記者への暴力」が132位と評価が低く、RSFのレポートには「2019年のデモ期間、香港では多くの記者が主に警察や親中派ギャングによる暴力を受けた」と記載されました。

香港の評価についてRSFの東アジア支部長Cedric Alviani氏は「デモにおいて長官や警察が暴力的な方針をとった結果である。また、香港当局は記者会見において、特定の質問に答えようとしないし、中国の関心を優先する傾向がある。香港は、世界報道自由度ランキングが開始された2002年当時は18位だった。残念ながら、これからも下がり続けるという十分な根拠がある」と話しました。

また、中国は最下位に近い177位となっており、RSFのイギリス支部長Rebecca Vincent氏は「中国で新型コロナウイルスに関する情報が自由に報道されていれば、世界的大流行は食い止められていたはずだ」と話しました。

世界報道自由度ランキング2020の元データは以下リンクから確認できます。
https://rsf.org/en/ranking_table

香港での新型コロナウイルスの感染者は、昨日から4人増え計1,030人、うち退院者数は650人となっています。本日より、10の公立病院で新しい検査キットが導入され、最大6時間かかっていた検査結果が45分で判定できるようになります。ただし、検査キットの数が限られているため現状では救急科だけで使用されるとのこと。

また、明日からレストランでの「収容人数50%」という制限がなくなりますが、「テーブル間隔を1.5メートル離す」という制限は続けられます。