香港住民、台湾への入境不可。他注目ニュース

更新日:2020年02月12日
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台湾入境不可

中国政府は本日、新型コロナウイルス感染者は44,653人(前日より2,015人増加)、死者は1,113人(97人増加)と発表しました。香港では感染者が7人増え49人となっています。また、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスによる病名を「COVID(コビッド)-19」とすることを発表しました。以下には本日の注目ニュース5つをご案内します。

■香港・マカオ住民、台湾への入境不可
台湾政府は2月11日から、香港・マカオ住民による台湾への入境を原則禁止しました。過去14日以内に中国や香港、マカオへの渡航歴、滞在歴がある外国人も入境禁止です。例外としてグローバル企業の人事異動など、特別な場合は入境可能であるが入境後14日間の在宅検疫を義務付けるとしています。

また、台湾から香港・マカオへの渡航に関しても感染症危険情報を最高の「レベル3」(警告)に引き上げており、不要不急の渡航を控えるよう呼び掛けています。

■水道水の残留塩素濃度が上昇。SARS時と同じ処理
香港メディア「on.cc」は、処理された水道水の残留塩素濃度が1リットル当たり1mgから1.2mgへ上がったと伝えました。水務署は「衛生的な水道水を提供するために行った措置で、2003年のSARSの際にも同様の措置を行った。塩素の含有量はその時と同じレベルだ。匂いなどもなく、1リットル当たり0.2mgの増加は人体へ影響は与えない。」と説明。また広東省からの水輸送に使われる水道管については「輸送管を密封できるようにしているため、飛沫やウイルス感染の心配はない」と述べました。

■新型コロナの識別検査技術を理工大学が開発
新型コロナウイルスを含む30~40種類の呼吸器病原体を1度の検査で識別できる新技術を香港理工大学が開発したようです。実用化の目途は立っていませんが200~300香港ドルで検査が受けられる見込みであると研究者が伝えています。研究チームの代表者は「十分な資金援助があれば半年以内に病院での実用化ができるはず」と述べています。この研究は香港政府から資金援助を受けられなかったため、4年前に深セン市より資金援助を受けて進められています。

■ジョシュア・ウォンがマスク10万枚を購入し無料配布
雨傘革命の元学生リーダー黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏が率いる政党「香港衆志(デモシスト)」が、アメリカから10万枚のマスクを購入。マスクを必要とする香港内の貧困層、清掃員、お年寄りなどに区議員から無料配布し、残りは原価よりも安く販売するようです。

■病院のマスクが後1ヶ月で無くなる
香港公共医師協会の馬(マー)会長がラジオ番組で「マスクは病院職員だけでなく患者も着用する。1ヶ月で無くなるかは患者数による。」と発言したことで、香港のメディアが一斉に「病院のマスクが1ヶ月もたない可能性がある」と伝えました。

また、看護師組合は香港政府に「病院からマスクが消えた」と通報しており、消えたマスクが市場で販売されているのではないかと調査を要求しています。

現在、香港政府の物流署は5,300万枚のマスクを注文しており、400万枚が香港に到着したと述べています。まずは医療関係者、感染者と接触する者、人が集まる場所で仕事する者(公務員など)への配布が予定されています。