コロナウイルス感染、紅磡(ホンハム)でも確認

更新日:2020年02月03日
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大便からもウイルス

中国では新型コロナウイルスの感染者17,205人、死者361人となりました。香港大学の研究チームにおいては、1月25日までに武漢での感染者が75,815人となった可能性があるとイギリス医学誌「ランセット」に発表しています。香港全体では感染者15名、1月31日の夜には日本人が多く居住する紅磡(ホンハム)で39歳の香港人男性と同居する72歳の母親の感染が確認されました。

■本日から医療関係者のストライキ
病院職員18,000人が加盟する労働組合が本日から5日間、香港政府に対して中国本土との境界を全面封鎖することを求めるストライキを実施しています。9,000人以上が参加を表明しているようです。香港政府はすでに、香港・中国本土間の約半数の検問所を封鎖していますが、キャリーラム行政長官は全面封鎖には否定的な態度を示しています。

■大便からもウイルス拡散の可能性
新型コロナウイルスは大便からも拡散している可能性があることから、香港大学の何栢良氏が「トイレ掃除はこまめにすること。U型のパイプは水をしっかり流し乾かさないこと。トイレ使用後に水を流す際は蓋を閉めること。公共トイレの紙は自分で準備することを勧める」と呼びかけました。

■湖北省の近く、湖南省で鳥インフルエンザ
新型コロナウイルスの感染が拡大する湖北省と隣接する「湖南省」の養鶏場でニワトリが「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスに感染し、4,500羽が死亡したと中国の農業農村省が発表しました。「H5N1型」は人間にも感染し致死率が極めて高いことで知られています。

■香港政府の赤字拡大を予想
香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政官はブログにて「新型コロナウイルスの流行により、今年の景気後退が続くリスクが非常に高まると予想している。政府の収入は減り、支出が増えるので、赤字が拡大することになるだろう。外出者が非常に少なく、デモの影響よりも悪い。飲食業、小売業、観光業はより深い冬に入るだろう」と述べました。

■香港も影響。各国が中国のフライトを停止。
香港メディアon.ccによると、各国の中国からのフライト停止や、香港人や中国滞在歴のある外国人の入国禁止措置が目立っています。
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/news/20200203/bkn-20200203000035010-0203_00822_001.html

・シンガポール
全ての中国人旅行者(香港人含まず)、直近14日以内に中国に訪れた外国人を入国禁止。

・フィリピン
中国、香港、マカオからの旅行者の入国禁止。香港政府とは話し合い中。

・ベトナム
中国とのフライトを一時停止。香港行きのフライトが飛行中に急遽ベトナムに引き返すという騒ぎ発生。直近2週間以内に中国に滞在していた外国人のビザ発給停止。

・クウェート
中国及び香港パスポート保有者の入国禁止。

・マレーシア
湖北居民、湖北省でマレーシアビザを取得した中国パスポート保有者、直近1か月以内に湖北省に滞在した者や湖北省から出発した者の入国禁止。コタキナバル国際空港が中国のフライトの受け入れ禁止。サラワク州は、全ての中国パスポート保有者及び直近2週間以内に中国に滞在した人の入国禁止。

・日本
直近14日以内に湖北省に滞在した外国人の入国禁止、湖北省でビザを取得した中国パスポート保有者の入国禁止。

・韓国
2月4日より直近2週間以内に湖北省に滞在した外国人の入国禁止。

・アメリカ
直近2週間以内に中国(香港・マカオ除く)に滞在した外国人の入国禁止。湖北省から戻ったアメリカ国民は強制的に2週間隔離。

・オーストラリア
2月1日より中国(香港・マカオ除く)から来る全ての外国人の入国禁止。

・シェンゲン協定を結んでいるEU加盟国
2月1日より中国人向けのビザ発行を停止(フランスを除く)。

・イタリア
香港、マカオ、台北を含む、イタリアと中国間の全ての航空交通を一時停止。

・ロシア
極東方面の国境を閉鎖。サンクトペテルブルクなどの全ての港に国境検問所を設置。1月30日から中国・ロシア間は北京からモスクワまでの列車1路線のみ。