武漢肺炎に対する香港の対応や情報

更新日:2020年01月29日
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個人旅行禁止

中国政府は本日、新型コロナウィルスの感染者数を「感染者5,974人(前日から1,459人増加)、死者は132人(26人増加)」と発表しました。香港政府は中国人の個人旅行者の受け入れを全面的に停止すると発表(団体旅行は中国政府が禁止)。中国と香港を結ぶ「鉄道の西九龍駅、ホンハム駅」や「尖沙咀の中港フェリー乗り場」は明日より閉鎖しますが、主要出入境ゲートとなっている「鉄道の羅湖駅・落馬洲駅」や「香港島の港澳フェリー乗り場」は利用可能であり、「港珠澳大橋」も利用できます。航空便は半分になります。

また27日より、湖北省の居住者または湖北省を直近14日以内に訪れた人は香港への入境が禁止となっており、入境拒否となった人数は初日510人となりました。

本日29日で旧正月連休が明けますが、香港政府は救急要員などを除く公務員は少なくとも2月2日(日)まで在宅勤務とすることを決め、民間企業にも同様の対応を呼び掛けています。サービス停止となるのは税務局、労働局、イミグレーションのIDカード交換、郵便物の配布やカウンター業務(EMSを除く)、図書館、運動場、ゴルフ施設、博物館などです。また、教育局は2月16日(日)まで香港内の全ての学校(小中高・幼稚園)を休校としています。

香港大学医学部の梁卓偉(ガブリエル・リアン)学部長は27日、感染者はすでに武漢市内だけで約44,000人いるとの研究モデルを発表し、「4~5月に主要都市でのピークを迎える恐れがある」とコメントしています。

中国本土以外では17の国と地域で86人の感染者が確認されており、中国の次に多いのはタイで14人。日本では、武漢への渡航歴が無い日本人バス運転手(奈良県在住60代男性)が日本内で感染したことが香港でも非常に注目されており香港の各メディアが伝えています。奈良県は会見で「武漢市からのツアー客を乗せたのはバス車内で感染した可能性が高い」と述べています。