武漢肺炎とインフルエンザの流行について

更新日:2020年01月22日
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武漢肺炎

中国政府は武漢市で発生した新型コロナウィルスによる肺炎の感染者を「感染者440人、死者は9人(昨日は218人、死者4人)」と発表しました。本日11時頃、マカオでの感染者が確認されました。感染者は武漢からカジノなどに訪れていた旅行者のようです。

また、香港内では新型肺炎とは別にインフルエンザが大流行しており、衛生署はインフルエンザの予防接種と衛生管理を徹底するよう呼び掛けています。HSBC銀行のオリンピック駅オフィスでは、従業員がA型インフルエンザに感染したことでフロア全体を消毒、その写真がネット上で拡散され肺炎感染者が出たとの噂になり騒ぎになりました。

新型コロナウィルスの武漢市内での感染者について、香港大学研究チームは推計で1,343人、英大学インペリアル・カレッジ・ロンドン研究チームは17日の時点で推計1,723人と発表しています。中国大陸外では、マカオ、タイ、日本、韓国、台湾、そしてアメリカでも感染者が確認されています。

現在、香港では中国当局の通達に従って武漢行きチケット保有者を対象とした返金受付をおこなっています。高速鉄道の武漢行きチケットをお持ちの方は24日(金)まで西九龍駅で全額返金を受付しています。その他にも、旅行会社が航空券やホテル予約の無料キャンセルも受付けているとのことですので、武漢行きを予定していた方は購入先まで確認をおこなってみてください。

香港のキャセイパシフィック航空では、中国行きフライトで勤務するスタッフにマスク着用を許可しました。これに対してキャセイパシフィック航空フライトアテンダント組合は「全世界を対象にすべきだ。従業員に感染者が出てからでは遅すぎる」と不満を示しています。

21日のアジア金融市場は、香港株など株式相場が下落。ハンセン指数は2.8%下げ、香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株指数は前日比3.2%安で終了しました。旧正月の連休前に、新型肺炎の流行による懸念が強まっているものとみられています。