ムーディーズが香港を格下げ

更新日:2020年01月21日
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ムーディーズ格付け

1月20日、格付け会社のムーディーズが香港の債券信用度を示す格付けを1段階引き下げ「Aa3(21段階のうち上から4番目)」としました。ムーディーズは格下げの理由について、「香港の制度とガバナンスが従来の想定よりも低い」としています。

ムーディーズは、香港の抗議活動につながった市民の懸念に対し、政府は有効な対応ができていないと指摘。また、香港の「一国二制度」で保障された高度な自治が制約されていることや、民主派が圧勝した昨年の区議会について触れ、政府の今後の対応が明確でないと指摘しています。

一方、格付け見通しについては「優れた財務力と一貫したマクロ経済の安定性」を反映し、「ネガティブ(弱含み)」から「ステーブル(安定的)」に引き上げています。また、香港の制度とガバナンスは中国(格付けA1)よりも顕著に高く1段階の差があるとのことです。