覆面禁止法の効力が停止

更新日:2019年12月11日
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覆面禁止法停止

昨日、香港の高等法院(高等裁判所)が「覆面禁止法」の効力を停止しました。

高等法院は11月18日の時点で「覆面禁止法は香港基本法に違反している」と判断していましたが、香港政府は不服を申し立て、上訴する(上級の裁判所に新たな裁判を求める)とともに引き続き取り締まりを続けられるよう求めていました。裁判所は、12月10日までは暫定的に取り締まりの継続を認めていましたが、10日以降は取り締まりの継続を認めないとの判断を下しました。

一方、香港政府の上訴は2020年1月9日および10日、香港の終審法院(最高裁判所)で審議される予定です。高等裁判所のJeremy Poon氏(臨時の裁判長)およびJohnson Lam副長官は、「高等裁判所の判断は、1月の終審法院での判決を伝えるまでの期間、警察が覆面禁止法を執行することはできないという内容。しかし、覆面禁止法で取り締まられる状況において顔を隠す行為を奨励するものではない」と伝えました。

民主派の立法会議員の毛孟靜氏は、「とても嬉しい驚き。小さな戦いに勝った。でも、大きな戦いにはまだ勝っていないのは確かだ。まだ1月の審議がある」とコメント。大規模デモを主催する民主派団体「民間人権陣線」も高等裁判所の判断を歓迎しており、「集会と表現の自由を守り、覆面禁止法は不当で人権を侵害すると裏付ける判断だ」とコメントしました。