紅磡、尖東、尖沙咀付近で激しい衝突

更新日:2019年11月18日
LINEで送る
Pocket

紅磡、尖東、尖沙咀付近で激しい衝突

本日は日本人が多く住むエリア「紅磡(ホンハム)」、特に香港理工大学周辺で、デモ隊と警察の激しい衝突が続いています。紅磡駅周辺や尖東(チムトン)などの周辺地域が大変混乱しており、多くの武装警官と逮捕者が出ていますので近づかないようにご注意ください。SNS上では交通網の妨害も呼び掛けられており、地下鉄MTRは一部駅の閉鎖もあり余裕を持った移動をおすすめします。以下、話題のニュースをお伝えします。

・香港政府の要請なく人民解放軍が自発的に清掃
16日(土)午後4時頃、人民解放軍が浸会大学前の道に置かれた障害物を片づけました。香港政府の報道官は「兵士は『自発的に』道路を清掃した。香港政府が援助を要請したわけではない」と話しています。

立法会民主派議員は今回の出動について「この行為は香港基本法第14条、および駐軍法第9、11、14条に違反している。駐軍法第14条では、香港政府が要請をした場合に限り治安維持もしくは災害救助が行えるとあるが、今回は自然災害ではなく香港内の出来事であり関係ない。香港政府は人民解放軍とともに口実を作り、法律を無視している」と香港政府の要請がないこの出動と、人民解放軍による香港での公の活動を市民に慣れさせる意図があるとして激しく非難しました。

・教育局が明日の学校再開を勧告
本日も幼稚園から高校まで全校休校となっています。教育局は本日の状況について「本日の時点で道路や公共交通機関は徐々に再開しつつあるが、生徒や職員に危険を及ぼす要因が残っている」と話していますが、明日学校が再開できるよう各学校に準備を進めるよう勧告しているとのこと。

現在、香港各地で激しい衝突が発生していますので、現在の状況が続くようであれば、明日の学校再開は難しいものになると考えます。学校側から発信される情報にもご注目ください。

・10月の空港利用者数13%減
10月の香港国際空港の利用者数は540万人となり、昨年度比の13%減(79万人減)でした。フライト数は6.1%減の34,300便。(香港空港管理局が発表)

航空会社の連合は約2ヶ月前から政府に救済措置を求めており、空港施設使用料の免除なども提案していますが対応されていないとのこと。空港管理局も「航空会社に対する救済措置の計画はない」と明言しています。

・香港内の失業率、増加を予想
財政司司長の陳茂波(ポール・チャン)氏はブログにて、「混乱の影響を直接受けている小売業、飲食業、ホテル業の売上低下が原因で2%以上の経済的衰退が予想される。観光客数やローカルの消費がデモにより継続的に打撃を受けているため、不況が拡大する恐れがある。7~9月の小売業売上は昨年度比19.5%減少。短期的に失業率が急増するかもしれない」などとコメントしました。

・公務員のデモ活動は即停職
香港メディアRTHKは15日(金)、公務員事務局局長の羅智光が全公務員に向けて「公務員の違法活動は容認できない。非合法な公共活動に参加し、逮捕された場合は停職にする」と一斉メールを配信したことを伝えました。他にも「一度逮捕された公務員が元の職務に戻り、公職権限と機能を行使することは、社会が受け入れないだろう」とも書かれていたようです。