日曜日まで休校が発表、香港が大混乱

更新日:2019年11月14日
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キャリーラム緊急会議

今朝も、警察との衝突や交通機関の混乱が続いています。教育局は日曜日まで学校の休校を発表しており、中文大学においては年内の授業中止が発表されました。その他、本日のニュースでは「警察、大学は武器工場と発言」、「行政長官の緊急会議」、「催涙弾が少年に当たり重体」などが話題となっています。

・香港中文大学、来年まで授業を中止

香港中文大学は昨晩、「社会運動の激化、公共交通機関の混乱、キャンパス施設の深刻な被害」を理由とし今学期を即座に終了し、全てのキャンパスでの授業は2020年1月6日から再開すると発表しました。香港浸会大学や香港科技大学はキャンパスでの授業を中止しオンライン学習へ変更する措置を進めています。香港大学なども今週の授業は中止とし、来週以降の予定は検討中とのこと。なお、本日は幼稚園、小学校、中学校、高校もすべて休園・休校にすると教育局が発表しています。

・香港警察「大学は犯罪者と暴徒の戦場、武器工場」

警察の広報部John Tse氏が「大学は犯罪者と暴徒の戦場と化している。さらに悪い事には、香港中文大学では一日で数百の火炎瓶が投げられ、武器工場として使われていたのではないかと我々は強く疑っている」とコメントしたことをメディアSCMPが伝えています。

・キャリー・ラム行政長官の緊急会議に注目

昨夜、礼賓府(首相官邸にあたる)でキャリー・ラム行政長官が緊急会議を開き、香港メディア「アップルデイリー」と「香港01」はその内容を以下のように伝えています。

アップルデイリーでは、「夜間外出禁止令と警察の武力強化」の議論があり、親中派議員から得た「中国政府は香港内の暴動に我慢できず、強硬な手段を使用するよう主張している」という情報を伝えました。他にも「11月24日の区議会選挙の開催」の話し合いがあり、選挙開催については一旦、危機管理委員会などから意見を聞くとのこと。

香港01では、夜間外出禁止令の施行により海外投資家からの信頼を失うが、情勢によっては考えるしかないという情報を伝えました。区議会選挙については、親中派議員から「北京は区議会選挙に力を入れている」という情報を得たことを伝えました。

・催涙弾が15歳少年の頭に命中し命の危険

昨晩、天水囲(ティンソイワイ)で警察の発射した催涙弾が15歳の少年の頭に命中し、病院で4時間にわたる手術がおこなわれましたが今朝の時点でも重体だと、ソーシャルワーカーのChuk氏が伝えています。15歳少年がただデモ現場を通りがかっただけなのか、デモに積極的に参加していたかは分からないとChuk氏は合わせて伝えました。