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更新日:2019年11月04日
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警察と消防隊

週末は抗議活動で200人以上逮捕、中国の国営通信社「新華社」の湾仔オフィスで破壊行為や放火、北京語を話す男が刃物で市民を襲撃などの混乱が発生しました。香港政府トップのキャリー・ラム行政長官は、北京で中国政府の韓正副総理と会談することを発表。警察協会主席が「暴徒の挑発に注意」と呼び掛けたことや、催涙ガスの誤射で警察と消防隊が口論になったことも話題です。

なお、地下鉄MTRは11月8日まで23時30分で運行終了、11月9日と10日は22時まで運行、エアポートエクスプレスは23時30分から停車駅が香港駅と空港駅のみとなります。

■土曜日の抗議活動で200人以上が逮捕

2日(土)、覆面禁止法の撤廃などを訴える抗議活動が発生し、一部の若者が中国の国営通信社「新華社」の湾仔オフィスを破壊し放火するなど混乱が広がり、200人以上が違法集会の罪などで逮捕されました。3日(日)には太古(タイクー)駅ショッピングモール「シティプラザ」前で北京語を話す男が刃物で市民を襲撃する事件が発生し、容疑者を含む6名が負傷(うち2名は危篤)、止めに入った議員の耳が噛みちぎられました。

■香港の行政長官、6日に中国副総理と会談

6日(水)香港政府トップのキャリー・ラム行政長官が、北京で中国政府の韓正副総理と会談することを発表しました。香港浸会大学でジャーナリズム講師を勤める呂秉權氏は「中国共産党の重要会議(10月28日~31日)で香港に関する議論がおこなわれた後なので、単なる訪問ではないだろう。キャリー・ラム氏が期限付きで香港情勢へのさらなる対応を命令される可能性が高い。キャリー・ラム氏の任期や解雇について話し合われる可能性もある」と分析しています。

■警察協会「暴徒の挑発に注意」と呼び掛け

香港警察隊員佐級協会の主席である林志偉氏が、警察官に向けて「暴徒は犯罪行為を言い訳するため、警官を挑発し感情的にさせて規則を破らせてくるため注意。警官は理性を保ち、法と手順に従った行動するように。罠にはまってはいけない」との注意喚起をおこないました。これに対して民主派の議員は「検討違い。林志偉氏は初めて公の場でデモ隊をゴキブリと呼んだ人物で、警察と市民の間の緊張が高まったことに何らかの責任を取るべきだ」などと批判の声を上げています。

■香港の警察と消防隊が口論に

2日(土)夜、中環(セントラル)で警察が消防車に向けて催涙ガスを誤射したとして、消防士と警察が口論となりました。警察は初め「デモ隊を解散させようとしただけ。消防車が見えていなかった」と説明していましたが、別の警察が感情的になり暴言を吐いたため消防士も激怒。翌日、警察と消防局が共同声明で「両者間のコミュニケーションに誤解があった」と説明しました。