ネット上でデモ情報の投稿が禁止される!?

更新日:2019年11月01日
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11月デモ情報

香港の高等裁判所が「ネット上での暴力や破壊行為の奨励または扇動するようなメッセージの投稿や拡散」を11月15日午前10時30分まで一時禁止としました。本日のその他ニュースでは、中国共産党が香港デモの抑え込みを強める可能性と、イギリスが香港デモ隊の暴力行為を非難したことが大きく取り上げられています。今週末からのデモスケジュールと合わせて以下にお伝えします。

なお、本日もエアポートエクスプレスを除く地下鉄MTRの運行が23時で終了し、エアポートエクスプレスは23時以降の停車駅は香港駅と空港駅のみとなりますのでご注意ください。

■ネット上でデモ情報の投稿が禁止される!?

香港の高等裁判所が「ネット上での暴力や破壊行為の奨励または扇動するようなメッセージの投稿や拡散」を11月15日午前10時30分まで一時禁止としました。

民主派議員からは「もともと違法である行為を禁止にして何の意味がある?」、「回りくどいことはやめて政治問題の解決に集中すべき」、「テレグラムはローカルのプラットフォームではない。ユーザーの身元特定は困難だ」などと実効性に疑問の声が上がっています。

デモ関連情報が入りづらくなると、生活上でのリスクをどのように回避していくかも市民の課題となりそうです。

■中国共産党、香港デモの抑え込みを強める可能性

中国共産党の重要な非公開会議(10月28日~31日)「4中総会」が閉幕し、会議後の声明で香港などの特別行政区が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムを構築する方針を示しました。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「会議では香港デモに一段と強硬な姿勢で臨む方針を示唆した。専門家の間では、本土当局に反対する勢力を封じ込めるため、新たな法的権限を導入するのではないかとの見方も出ている」と伝えています。

■イギリス、香港デモ隊の暴力行為を非難

昨日、イギリスは「中英連合声明(1984年の香港返還に関する声明)で保障されている自由を守る権利は尊重するが、香港の一部のデモ隊の暴力行為は容認できない」との議会レポートを発表しました。

ドミニク・ラーブ外相は「抗議者は暴力を止め、警察は平和的な抗議者の人権を守る必要がある。当事者間で有意義な対話をおこなうべきだ。デモの性質は数か月で変化した。規模だけでなく方法も変化した。破壊行為があり、銀行、地下鉄駅、空港の閉鎖を狙いとした行為もあった。ナイフで警官を負傷させ、火炎瓶を警察署に投げつける行為もあった。イギリスは暴力行為を容認しない、しかし平和的で合法的な抗議活動をおこなう権利は支持する」と述べました。

■今週末からのデモスケジュール
●11月2日(土)銅鑼湾(コーズウェイベイ)※警察は禁止通知書を発行
・「求援國際 堅守自治」集会(15時~)

ビクトリア公園で集会、香港の高度な自治や普通選挙の権利などを訴える活動

●11月5日(火)香港全域
・全民口罩日(終日)

覆面禁止法施行より1か月となる日

●11月7日(木)香港全域
・星期四感謝日(終日)

デモ支持派の店舗へ行く活動

●11月9日(土)中環(セントラル)※警察へ許可申請中
・柏林圍牆倒塌30周年(19:30~21:30)

Edinburgh Placeにて、ベルリンの壁崩壊30周年を祝う