警察と市民の対立が続く香港 本日のデモ関連ニュース

更新日:2019年10月15日
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少女の死

本日もエアポートエクスプレスを除く、地下鉄MTRは22時に終了します。本日もデモに関連するニュースがさまざま報じられていますので、注目されているニュースをピックアップし、皆様にお伝えいたします。

■少女の不可解な遺体。監視カメラが編集されていると生徒が大激怒

専門学校に通っていた陳彥霖さん(15歳女性)が9月に海で全裸遺体となり見つかった事件。香港警察は自殺と発表しましたが、陳さんは水泳選手でありデモにも参加していたため、死因を疑うデモ隊が専門学校に押しかけ監視カメラを見せるよう要求、専門学校の生徒数百名も座り込みに参加したことで、専門学校側が監視カメラ映像の公開に対応しました。しかし学校側のカメラ映像が編集されていると激怒した抗議者らが校舎のガラスを割るなどし、学校側は全授業を3日間中止することを発表しました。

■香港の医師「警察の無差別逮捕に注目」と呼びかけ

9月13日、将軍澳の商業施設「PopCorn」での警察とデモ隊の衝突現場を遠くから撮影していた医師が逮捕され、昨日、将軍澳の病院で約200名の医療関係者が抗議活動を実施。医療関係者らは「医師の釈放と警察の無差別逮捕への怒り」を中心に、撮影された動画を見たが離れた場所からの撮影だった、彼自身は全く暴力的な性格ではないので信じられない、などを訴えました。

■Now TV運転手が警察に拘束され暴力を受けたと訴える

香港の有料テレビ放送「Now TV News」の運転手男性がデモ現場での取材サポート中に、警察にビーンバッグ弾で頭部を撃たれ、さらに旺角警察署での拘束中に警棒で暴力をふるわれ、9箇所の怪我と右顎骨折で手術が必要だと診断され訴えています。運転手は2時間の拘束後に、デモ現場にいた正当な理由が確認され釈放されました。

■旺角で爆発した無線式の爆弾について調査

9月13日、旺角(モンコック)の彌敦道(ネイザンロード)の花壇に設置された手製の無線式爆弾が警察車両付近で爆発。負傷者はいませんでしたが、香港警察の爆発物処理課の李展超氏は「警察を殺害、あるいは重傷を負わせる狙いがあった。起爆には化学に関する知識が必要。海外のテロリストが使用するような手法だ」と話しました。携帯電話によって起爆させる方式が用いられていたとみられており、容疑者は現在のところ不明です。

■非番警官のペッパースプレーが使用可能に

本日より、非番の警官もペッパースプレーの携帯および使用が可能になると香港メディアRTHKが伝えています。非番時にペッパースプレーを使用した際は、上司に即座に報告することが義務付けられています。

■ライオンロックの民主の女神像が破壊される

香港民主派の芸術を愛する人たちによって作成された「香港民主の女神像(以下、『女神像』)」が何者かによって破壊されました。女神像は高さ4.5m、重さ80kgで、13日に約20名によってライオンロックの頂上に運ばれました。翌14日に女神像は倒されており、足が壊れ、身体には赤いペンキかスプレーのような跡がついていました。女神像を設置したチームは「女神像が立っていた姿は香港市民の脳裏に焼き付いている」とし、壊されることは想定内で、女神像を修復する計画はないと話しました。

■警察をカッターで切った19歳の自宅から遺書

9月13日、警察とデモ隊の衝突時に43歳の警察の首をカッターで切ったとして逮捕された19歳高校生の自宅から遺書が発見され「葬式の手配はいらない」などのメッセージが残されていたことをThe Standardが伝えました。