本日17時より尖沙咀でデモ行進

更新日:2019年10月10日
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尖沙咀デモ

本日17時、尖沙咀(チムサーチョイ)警察署前のバス停からハーバーシティに向けてデモ行進が計画されています。本日は「目の愛護デー(10月第2木曜日)」であり、警察が撃ったビーンバッグ弾を受け右眼に重傷を負った女性に関してデモ行進で訴えます。また、地下鉄MTRは本日も復旧作業のため21時で全駅を閉鎖し全線の運行を停止します(エアポートエクスプレスは除く)。

その他のデモ関連ニュースでは「牛角などを展開の叙福樓集團が昨日より3店舗を一時休業」、「飲食業界で100店舗が倒産し2,000人失業」、「大手外食チェーンのマキシム創設者の娘が愛国教育を薦める」、「デモ情報アプリ配信や香港デモテーマ曲配信のアップルを中国が批判」などが話題となっていますので以下にお伝えします。

・牛角などを展開の叙福樓集團が昨日より3店舗を一時休業

牛角などを展開する「叙福樓集團」のCEO黃傑龍氏は昨日Facebookで日本しゃぶしゃぶの「モーモークラブ(牛涮鍋)」銅鑼湾店、「モーモー・ゲキ(激安牛涮鍋)」旺角店、韓国料理の「柳氏家」沙田店を一時休業し、香港麵屋「永華麵家」の出店予定も中止すると発表しました。黃傑龍氏は「ここ数か月の社会情勢の影響で、10月の売上は通常の10~20%にしかなってない。休業については誰のせいでもなく、自身の管理能力不足だ。3店舗のスタッフについては解雇せず、他の店舗へ移動させる」と話しています。

・飲食業界で100店舗が倒産し2,000人失業

香港の飲食業界はデモ影響を強く受けており、先月約100店舗が倒産し2,000人が失業しているとのことです。Institution of Dining Artの副会長Henry氏は、「多くの飲食店がコスト削減のためパートタイム従業員を解雇したり、フルタイム従業員へ無給休暇取得を要求し始めた。収入で家賃をカバーできないので閉店は続くだろう。特に銅鑼湾や油尖旺区など観光エリアにある飲食店やショッピングモール内店舗への影響は深刻だ。現状では新しいオーナーも見つからない」と現状の厳しさを語っています。

・大手外食チェーンのマキシム創設者の娘が愛国教育を薦める

スターバックスや元気寿司を運営する香港の外食チェーン大手「マキシム(美心集団)」の創設者の長女、伍淑清(アニー・ウー)は先日、中国政府系メディア中国新聞社のインタビューで「香港の中学生は真っ白で、頭の中が単純。友達や同級生に影響されたり、利用されやすい。愛国教育を進め、小さいころから自分は中国人だと理解させるべきだ」と述べました。以前も伍淑清(アニー・ウー)氏はデモ隊を批判する発言をしており、マキシムグループが運営する飲食店はデモ隊の店舗襲撃の標的にされていました。

・デモ情報アプリ配信や香港デモテーマ曲配信のアップルを中国が批判
地図上でデモ衝突エリアの最新情報が得られる「HKmap.live」のiOS向けアプリ「HKmap 即時地圖」をアップルが承認しApp Storeで配信を開始しました。デモ隊、警察、救護隊、消防隊などの居場所がリアルタイムで確認できます。(例えば、警察官は犬マーク、放水車は水滴マーク、特殊鎮圧部隊は恐竜マークで表示されます。)
※ 本日10時、このアプリはアップルストアにより削除されました。Web版は以下より閲覧可能。

https://apps.apple.com/hk/app/hkmap-%E5%8D%B3%E6%99%82%E5%9C%B0%E5%9C%96/id1480938601

一方、中国共産党機関紙の人民日報はアップルが提供するアプリは違法行為を助長しているとして批判。人民日報は論説で「アップルによるアプリ承認は明らかに暴徒を支援している」などと述べています。合わせて、人民日報はiTunesストアで香港デモテーマ曲「香港に栄光あれ(Glory to Hong Kong)」が配信されていたと指摘し、「アップルは浅はかで無謀な決断がもたらす結果について考える必要がある」と述べています。