今晩20時に地下鉄全駅閉鎖 本日13駅再開できず

更新日:2019年10月08日
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地下鉄

デモ参加者のマスク着用などを禁止する「覆面禁止法」が5日に施行されてから香港各地で3日連続の大規模デモが発生しました。地下鉄MTRは4日深夜に破壊行為を受け、全てのサービスが一時的に停止しました。本日も地下鉄13駅が再開できておらず、今晩20時より復旧作業のため地下鉄全駅が閉鎖となります(エアポートエクスプレスは現時点で未定)。

現時点で覆面禁止法違反により約40人が逮捕、うち2人が起訴されています。ほかにも「中国人民解放軍が初めてデモ隊に警告旗を掲示」、「SNSやネット規制の可能性」などが大きなニュースとなっていますので、週末のデモ状況と合わせてお伝えします。

・覆面禁止法に反発するデモが3日連続で発生

「覆面禁止法」に反発する市民により3日連続大規模デモが発生。土曜日には覆面禁止法違反、違法集会、攻撃性武器所持の容疑で合わせて100人以上逮捕、6割以上が学生で多くが16歳未満、最年少は12歳となりました。覆面禁止法違反の容疑だけでも3日間で40人が逮捕されており、18歳大学生と38歳無職女性の2人が起訴されています。デモにより、地下鉄MTRの設備、親中派と考えられている店舗、中国銀行のATMなどが数多く破壊され、中国銀行は5支店を休業しているとのことです。

・中国人民解放軍が初めてデモ隊に警告旗を掲示

6日夜に中国人民解放軍の駐香港部隊が、九龍の駐屯部隊ビルからデモ隊に対して「あなたたちは違法行為を働いている。起訴される可能性がある」との警告文が書かれた旗を掲げました。一連の香港デモで中国人民解放軍が警告旗を掲示するのは初めてとのことです。

・SNSやネット規制の可能性を親中派議員が否定せず

行政会議メンバーであり親中派の葉国謙(Ip Kwok-him)議員が、昨日のテレビ番組で「緊急法は通信方法の制限についても権力があり、暴力を止められるのであれば、その可能性は排除しない」と発言しました。規制対象となる通信方法について番組内では述べられていませんが、デモ計画などに利用されているSNS「テレグラム(Telegram)」やネット掲示板「LIHKG 討論區」などが対象となる可能性があります。