雨傘革命の周庭と黃之鋒が逮捕、その他デモ関連ニュース

更新日:2019年08月30日
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デモシスト逮捕 今朝、日本で香港デモに関する講演をおこなったことでも知られる周庭(アグネス・チョウ)氏(22歳)と、6月に出所したばかりの雨傘革命学生リーダー黃之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(22歳)が香港警察に逮捕されました。両氏が所属する団体「香港眾志(デモシスト)」のオフィシャルfacebookページによると、黃之鋒氏は駅に向かう途中、突然一般車に押し込まれ、周庭氏は自宅にて逮捕されたと書かれています。逮捕理由の詳細は明らかになっていません。

https://www.facebook.com/demosisto

また、香港警察は民主派団体「民間人権陣線」が申請していた明日31日(土)の中環(セントラル)での集会と西環(サイワン)へのデモ行進を不許可とし、集会と行進の両方を不許可としたのは初めてのこと。警察の許可なしにデモが発生する可能性がありますのでご注意ください。その他、本日のデモ関連ニュースを以下にお伝えします。

・中華レストランが続々と閉店の危機に

ケータリング管理協会(香港餐務管理協會)の会長が「香港の中華レストランの売上が昨年度比20~30%減となっており、約20軒が閉店の危機に追い込まれている。社会情勢の不安定があと2~3ヶ月が続けば閉店ラッシュが来るだろう」と話しました。

また、旺角(モンコック)のシーフードレストラン「東昇閣海鮮火鍋酒家」は売上が30~40%減少したため今週の閉店を決定。スタッフ60人以上の給料や退職手当が支払われていない状態とのこと。

・キャセイがストライキ参加者を解雇

9月2日(月)からの2日間、医療、銀行、航空、観光などの21業界によるストライキが計画されていますが、キャセイパシフィック航空は社内メールで「当社はストライキに反対しており、勤務時間内の参加を禁止する。出勤状況を監視し、違反者は調査対象とし解雇もあり得る」と通知していることが分かりました。キャセイではデモに関わったパイロットやフライトアテンダントの解雇が相次いでいます。

・デモ主催者2人がバットや鉄の棒で襲撃される

昨日、デモ主催者をバットや鉄の棒で襲撃する事件が立て続けに発生しました。1人目の被害者は、大規模デモを複数回主催している民主派団体「民間人権陣線」のリーダー岑子傑(ジミー・シャム)氏で、12時50分頃、佐敦(ジョーダン)のレストランで野球バットや刃物を持った南アジア系の2人組に襲撃され、岑子傑氏をかばった友人が腕を負傷し病院に搬送されました。レストラン従業員が警察に通報しましたが、容疑者が逃走して20分後に警察が到着したとのことです。また、2人目の被害者は元朗デモの主催者Max Chung Kin-ping氏で、同日に大埔(タイポー)警察署付近で記者のインタビューを受けている際に、鉄の棒や傘を持った南アジア系の4人組に襲撃され負傷しました。