抗議集会に170万人が参加

更新日:2019年08月19日
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819デモ

昨日、香港のビクトリア公園で平和的な抗議集会がおこなわれ170万人(主催者発表)が参加しました。参加者は雨の中で傘を差しながら行進し、逃亡犯条例改正案の完全撤回や、警察の暴力に対する責任追及などを訴えました。その他のデモ関連ニュースとしては、辞任を発表したキャセイパシフィック航空のCEOが中国にデモ参加者リスト提出を求められた際に自分の名前のみを記入していたというニュースが話題です。

昨日の抗議集会を主催したのは、6月に200万人が参加したデモを主催した民主派団体「民間人権陣線」であり、警察からは集会の許可のみが得られデモ行進の許可は得られていませんでした。参加人数について主催者は「参加人数はスタート地点のビクトリア公園近辺でしか数えられていないが、銅鑼湾から中環にかけて非常に多くの人がいたため実際は170万人を大きく上回っていたと思う」と話しました。なお、警察発表では参加人数は12万8,000人となっています。

香港メディアSCMPは、最近のデモは警察との衝突が続いていたが、ここ3日間は平和的だったと伝えています。また、SCMPがインタビューをおこなった20代前半の男性は「先週、私服警官がデモ隊に紛れ込んでいた。今は、過激なアイデアを出す人はスパイと疑われる傾向がある」と話しました。中文大学の政治学者であるマー氏も、「デモ隊は多くのスパイが紛れ込んでいることに気付いており、衝突を生み出すための罠があることを警戒している」と話しました。

また、スタッフのデモ参加について中国から警告を受けるなど混乱が続いたキャセイパシフィック航空のルパート・ホッグCEOが16日に辞任を発表しました。辞任前には中国民用航空局にデモ参加者リストの提出を求められましたが、自分一人の名前だけを書き提出したと「自由時報」などの台湾系メディアが伝えています。インターネット上ではホッグ氏を称賛する声と、真実を疑う声、共産党を恐れる声などが書き込まれています。