親中派団体が「暴力に反対するデモ」を計画

更新日:2019年07月19日
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親中派議員

香港の親中派団体が「秩序回復」を目的とした「暴力反対デモ」を明日20日(土)午後5時に計画していることが分かりました。デモは中国共産党などで構成される全国統一戦線組織「中国人民政治協商会議」のメンバーであるケネディ・ウォン氏と、親中派の労働団体「香港工会連合会」会長の吳秋北氏が主催しており、金鐘(アドミラルティ)の添馬公園(Tamar Park)に集合、ドレスコードは「色の薄い服」と発表されています。

ケネディ・ウォン氏は、「明日のデモは、香港を守るため、暴力に反対する抗議活動の第一回目としておこなう。暴力衝突とは対照的なデモとし、社会平和を取り戻すこと、警察をサポートすることが狙いである。」と話しています。吳秋北氏は、「最近のデモ参加者は、警察官に暴行を加えたり立法会の建物を荒らしたり人間性を失っている。香港を愛する市民はこれ以上黙っていられない。暴徒に反対しよう!」と話しました。

一方、21日(日)午後3時からは民主派の「民間人權陣線」が銅鑼湾(コーズウェイベイ)から中環(セントラル)の香港終審法院(裁判所)へのデモ行進が予定されており、主に「警察の武力行使に関して独立した審議会を設置すること」を要求します。香港警察からデモを延期にするように通知があったとの報道がありましたが、すでにデモ実施は許可されているとのことです。民間人權陣線の代表者ジミー・シャム氏は「平和的な行進とする」と話しています。

香港警察に対してデモを許可しないように要求する動きが強まっています。一昨日は親中派議員が約50名とともに警察署の前で、デモを9月まで認めないように要求しました。また、親中派の陳凱欣議員は昨日のラジオ番組で「香港警察は、情勢が落ち着くまで1~2週間デモを許可しないほうがよい。休む間もなく衝突が起こり続ければ、待っているのは流血だけである。」とコメントをしています。