デモで40人逮捕、28人負傷

更新日:2019年07月16日
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沙田デモ

14日(日)、新界エリアの沙田(シャーティン)でデモ隊と警察の衝突が発生し、40人以上が違法集会などの疑いで逮捕されました。また、28人(うち警察官13人)が負傷し、「警察官の指が噛みちぎられ重傷」などの報道もあり、香港の人権団体はデモ参加者側と警察側の両方による暴力に懸念を示しています。7月は17日、21日、27日、28日にデモ計画があることも分かっていますのでご注意ください。

香港の各メディアは、香港大学の卒業生(22歳)が警察官の右手薬指を噛みちぎったと報じていますが、香港大学の刊行物「Undergrad」や一部メディアが公開している写真によると、警察官は香港大学の卒業生の目に指を押し込んでおり、その後で指を噛みちぎられたとのことです。他にも、「警察官が背後から蹴られエスカレーターをロビーまで転げ落ちた後に10人以上に暴行された」、「警視正が頭蓋骨骨折した」など別の警察官の負傷についての報告がある一方、民主派団体「デモシスト」のメンバーは「警察官により手首を180度曲げられた」と話しています。

香港の人権団体「民權觀察」のイカロス氏は「デモ参加者と警察官両方の負傷の深刻度が増している」と懸念を示しています。また、親中派議員の中には「デモを禁止にすべき」と発言する人も現れているようです。

香港政府トップのキャリー・ラム行政長官は15日、「暴徒が警察官を襲撃した」とコメントしデモ参加者の一部を厳しく非難しました。なお、14日に「キャリー・ラム行政長官が辞任を申し出たが中国政府に拒否された」という英ファイナンシャル・タイムズの報道がありましたが、香港政府関係者は「根拠のない報道」として否定しており、キャリー・ラム行政長官も「責任と熱意がある。5年の任期を全うする」と話しています。

今後の7月のデモ計画で分かっているものは以下です。
17日(水)17:00~中環(セントラル)で「銀髮族靜點遊行」
21日(日)19:30~金鐘(アドミラルティ)で「民陣集會 要求獨立調查」など
27日(土)15:30~紅磡(ホンハム)および土瓜湾(トクワワン)で「光復紅土 民主活動」
28日(日)13:30~将軍澳(チョンクワンオウ)で「東西夾擊」

28日(日)16:00~堅尼地城(ケネディタウン)で「東西夾擊」