昨日のデモ情報および関連ニュース

更新日:2019年07月02日
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立法会ビル

昨日、逃亡犯条例改正案に反対する香港市民の一部が立法会(議会)の庁舎内に突入し破壊活動をおこなったというニュースが海外でも大きく報道されています。香港メディアが報じている詳細と関連ニュースを以下にお伝えします。

昨日7月1日は、香港がイギリスから中国に返還されてから22周年を迎える「香港特別行政区成立記念日」でした。この日に合わせて午後2時30分から改正案撤回とキャリー・ラム行政長官の辞任を求めるデモ行進がおこなわれ、約55万人(※)が参加しました。(※参加人数はASI Analytics & Media社が分析した値で、最大84万人と推定されています。)

一部の市民(約1,500名)は立法会(議会)の庁舎に突入するデモをおこない、午後2時前から立法会のガラスを割るなどの破壊行為がありました。警察は建物の内側から催涙スプレーで対応しましたが破壊行為は続けられ、午後6時過ぎには香港の行政史上初となる「赤色警報」が発令され建物内の全員が避難を命じられました。最終的に警察により強制排除となりました。キャリー・ラム行政長官は本日午前4時の記者会見で「違法な暴力行為。徹底的に追及する」と発言しています。なお、立法会への突入はメッセージアプリ「テレグラム」などで計画されたようで、突入について反対する市民もいたとのこと。

・返還22周年式典は屋内で開催、行政長官が13日ぶりに発言

返還22周年を記念する式典でキャリー・ラム行政長官は13日ぶりに公の場で発言をおこない、「政治家として、市民の気持ちを把握する必要があるといつも自分に言い聞かせなければならないと気が付きました。政府はよりオープンになるよう改革が必要で、すぐにでも対応を始めたい。市民からの信頼を取り戻し新しいスタートを切れるよう一層努力します。」と話しました。

・Greater Bay Festivalは予定より早く終了

返還22周年を記念するお祭り「Greater Bay Festival」がビクトリア公園で開催され、約30のブースや屋台が出店されました。しかし、デモ行進に参加する市民が多く、お祭りは盛り上がりに欠け、予定されていた午後9時より早い午後5時30分にブースの全てが撤収しました。