税務局やイミグレで業務妨害が発生

更新日:2019年06月25日
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香港税務局

昨日の昼頃、香港の湾仔(ワンチャイ)の政府ビル「税務大楼(税務局)」と「入境事務大楼(イミグレーション)」に逃亡犯条例改正案の撤回を求めるデモ隊が押しかけ、税務局やイミグレーションの業務が妨害され大混乱となりました。4日間のうちに2回発生しており利用者に影響があったとの報告もありますので、政府ビルに訪れる際はご注意ください。

香港メディアが伝えた業務妨害の内容は、「玄関から中に入ろうとする人を止める」、「エスカレーター横でスローガンを叫ぶ」、「カウンターで質問をして本来の業務を妨害する」などであり、若者から年配者までが参加していたようです。また、税務局の一般利用客が「お前ら、人の生活に影響与えるな!」と注意したことに対し、若者は「政治がすでに僕たちの生活に影響を与えています!」と反論する様子も報道されました。最終的に、利用者や公務員による苦情の末、デモ隊は退散したそうです。

様々なデモが発生する中、香港政府は本日予定されていた定例会議をキャンセルしています。香港メディアSCMPは、「情報筋によると、キャリー・ラム行政長官は7月1日までは市民と関わらないと予想している。北京政府は28日のG20サミットそしてトランプ大統領と習近平国家主席の会談を前に波風を立てないことを望んでいる」と報じています。

明日26日には「民間人權陣線」主催のデモ「G20 Free Hong Kong集会」が計画されており、G20サミットで逃亡犯条例改正案について国際的な議論がおこなわれることも狙いとしているようですが、中国外務省の張軍・次官補は昨日の記者会見で「G20は世界経済について話し合う場だ。香港の問題は中国の内政問題であり、いかなる外国にも干渉する権利はない」と述べ香港に関する議論は認めない意向を示しています。

引き続き香港デモ情報にご注目ください。