本日の香港デモ状況や関連報道

更新日:2019年06月17日
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6月17日デモ 昨日、香港にて200万人(人口の約28%)、警察発表では33.8万人による逃犯条例改正への反対デモ行進がおこなわれ、「改正案の撤回」や「行政長官の辞任」を訴えました。香港政府は改正案審議の無期限延期を発表しましたが市民は「撤回」を要求しており抗議活動は続いています。デモ活動に関する本日のニュースをご案内します。

■本日の抗議活動について
デモの主催者団体「民間人權陣線」は本日のデモ抗議内容を以下のように発表。
1.キャリーラム行政長官の辞任要求
2.改正案を直ちに撤回するよう要求
3.6月12日のデモを「暴動」と呼んだことの撤回要求
4.6月12日のデモで逮捕された市民の釈放要求
5.香港警察が催涙弾やゴム弾でデモを鎮圧したことの責任追及

6.白色テロをやめるよう要求(国家組織及び権力を利用した不当逮捕や言論統制など)

■本日の抗議活動スケジュール
14時~16時30分 労働者による「反送中」集会

金鐘の龍匯道中信大廈(Citic Tower)集合

19時 追悼会(15日の死亡者の追悼)

金鐘の添馬公園(Tamar Park)集合

■香港で報道されたニュース

・15日(土)に単独で抗議活動中の35歳男性がパシフィックプレイスの地上20メートルの工事作業の足場から転落し死亡。改正案反対を訴える垂れ幕を掲げていた。「雨傘革命」でも前線で抗議活動をおこなっていた人物。

・キャリー・ラム行政長官は「香港社会で意見の対立や衝突が生じ市民が動揺した」と認めて謝罪をおこなった。「批判を受け止め、改善をおこない、任務を全うする」として辞任の意志は無いことを示した。

・香港警察によるデモ鎮圧を描写したアートが香港島の数ヶ所に展示。獅子山(ライオンロック)にて改正案反対を訴える長さ30メートルの垂れ幕が掲げられた(香港政府が撤去済)。

・北京政府は審議延期を発表したキャリー・ラム行政長官の決断を支持するとコメント。全人代常務委員会では「改正案の目的は正しいが、海外政府や団体から約67件の否定的な声明を受けた。改正案審議は延期であり、時間をかけて改正案への理解を深めていただく必要がある。」などの発言がおこなわれた。

・世界35都市でも抗議活動。昨日、台湾では約5,000人が集会、バンクーバーでは1,600人以上がデモ行進、オークランドやメルボルンでは約500人が集会。