明日6月12日は大規模ストライキに注意

更新日:2019年06月11日
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キャリーラム

明日6月12日、金鐘の立法会ビル近辺で大規模ストライキが計画されていますのでご注意ください。現在、香港では「逃犯条例(犯罪人引渡条例)」改正案に反対する大規模なデモが発生しており、6月9日には103万人(主催者発表)が参加するデモがありました。昨日、キャリー・ラム行政長官(香港のトップ)は「改正案を撤回する気はない」と発表、さらに明日11時には改正案の審査が「二讀(第2段階)」へ進むため、反対市民による大規模ストライキが発生すると予想されています。

6月9日のデモ詳細は昨日の記事(https://hongkong-bs.com/topics/20190610/)をご参照ください。

6月12日の改正案審査「二讀」に合わせて香港内の約100の店舗や会社がストライキへの参加表明をしており、今後さらに増えると予想されています。ストライキの呼び掛けをおこなっている香港職工会連盟(HKCTU)は、「12日の午前11時に金鐘(アドミラルティ)の立法会のゲート前に集合。有休を取得するなどして参加してほしい」と市民への参加を呼び掛けており、香港の政党「公民黨」はフェイスブック上で「公民黨のオフィスは全て休みとし集会に参加する」と表明しています。

また、香港メディアSCMPやStand Newsによると、インテリア用品店の阿布泰國生活百貨(Abou Thai)は「明日は全13店舗を休みとする。休みによる損失は取り返せるが、私たちが暮らす本来の香港を失うことになれば、取り返しがつかなくなる」と主張しており、食料品店の叁拾士多(30Store.HK)もフェイスブック上で「#原因您們懂的(原因は君たちがわかっているだろう)」「#當和平爭取都被無視(平和を勝ち取るのも無視される)」「#怒火就無法熄滅(怒りの炎は消すことはできない)」とのタグをつけて明日は休みとすることを表明しています。

その他にも、香港市民がフェイスブック上で企画した12日の午前9時開始の「政府本部前ピクニック」には7,500人が参加予定(20,000人興味あり)となっていることや、香港理工大学の学生組合がストライキを計画していることが報道されています。

日本の各メディアでは、菅義偉(すが・よしひで)官房長官が9日に発生したデモについて「邦人保護の観点を含め、関心を持って注視している」と述べたことが伝えられました。香港のデモは基本的に非暴力の平和的な抗議活動であると言われていますが、9日のデモでは警察官8名が負傷し、暴力をふるった20代前半の若者を中心とする19人が逮捕されています。デモ参加者から、ライター、ハサミ、ナイフなど凶器になりうる所持品も見つかっているようです。

お出かけの際は、ストライキの影響に十分にご注意ください。