速報!逃犯条例への大規模な抗議活動

更新日:2019年06月12日
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612デモ

昨晩から現在にかけて逃犯条例(犯罪人引渡条例)改正案に反対する大規模な抗議活動が発生しています。参加人数は不明ですが、大通りの夏慤道(Harcourt Road)や金鐘道(Queensway)が封鎖される人数で、催涙スプレー装備の警官が警備を固めています。大渋滞や公共交通機関の運休にも十分注意が必要です。

「逃犯条例の改正案を撤回する気はない」と示したキャリー・ラム行政長官と家族、司法行政を統括するテレサ・チェン律政司司長と家族には、「24時間以内に改正案を撤回しなければ殺害する」との殺害予告が、何者か(人数不明)によりおこなわれているとの報道もあります。詳細は警察が調査中とのことで、昨晩より警官5,000人が出動して警備を固めています。

抗議活動に関する現時点での速報を以下にまとめました。
・夏慤道(Harcourt Road)封鎖
・地下鉄MTRは金鐘駅での停車を一時中止
・参加者が1名気絶し救急車で運ばれる
・パシフィックプレイス一期(オフィスビル)が全面封鎖
・金鐘道(Queensway)の湾仔方面の車線が封鎖され1車線に
・参加者が歩道のレンガを大量に掘り起こす姿が目撃される

・バスNew World First BusとCityBusのルート15C, 18, 18P, 18X, 23, H1, H1A, H2, W1, X15, X15R, 5B, 5X, 12, 12A, 12M, 260, 789が運休 (香港メディア「SCMP」や「TOPick(香港經濟日報hket.com)」の速報参照)

本日の抗議活動は、11時開始予定(遅延)の逃犯条例改正案の「二讀(第2段階)」審査に合わせて発生しています。「二讀は早ければ来週木曜に通過する」と香港政府は発表しており、反対する市民や団体がデモやストライキを呼びかけました。飲食店や本屋など店舗を休業して参加する市民、航空会社など企業で休暇を取り参加する市民、学校を休み参加する市民など様々な参加者がいることが分かっており、企業、労働組合、福祉団体、アート団体、学生団体、教師など多くの香港市民が金鐘(アドミラルティ)の立法会や政府オフィス近辺に集合しています。

なお、香港デモに直接関係はしていませんが、ニュージーランドでは現在「上海で殺人事件を犯しニュージーランドに逃亡した韓国人」の中国への引渡しについて裁判がおこなわれており、昨日ニュージーランド裁判所が「中国では拷問が一般的であり、公平な裁判が受けられる可能性が低い」との判断をおこない、犯罪人の引渡し手続きを保留にしたことが話題となっています。香港だけでなく世界のメディアが香港の逃犯条例改正案について注目しています。