違法タクシー逮捕、香港航空また故障、天安門事件リーダーが入境拒否

更新日:2019年06月03日
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タクシーぼったくり

本日は興味深い3つの香港ニュースがありましたので皆様にお伝えします。「1.蘭桂坊で蔓延するぼったくりタクシーを逮捕」、「2.香港航空の日本便が2日連続でまた故障」、「3.天安門事件の学生リーダーが香港入境拒否」、それぞれの詳細を以下に案内いたします。

1.蘭桂坊で蔓延するぼったくりタクシーを逮捕

5月31日(金)、香港最大のナイトスポット蘭桂坊(ランカイフォン)で、私服警官がタクシーのぼったくりを潜入捜査。タクシーに乗車した私服警官は1キロメートル先の目的地を指定したところ「100香港ドル(約1,380円)」と提案され、到着後に身分を明かしてタクシー運転手を逮捕しました。通常であれば24香港ドル(約331円)程度の金額の距離でした。

過剰請求は最大6ヶ月の禁固刑または最大10,000香港ドル(138,000円)の罰金となります。香港警察は、蘭桂坊の他にもピークトラム乗り場や尖沙咀のショッピングエリアなどにも悪質なタクシーが現れることがあると注意を呼び掛けました。

2.香港航空の日本便が2日連続でまた故障

5月26日から29日、4日連続で成田空港でネジやブレーキ部品など19点の欠落が報告されたばかりの香港航空ですが、6月1日から2日にも2日連続で機体の故障がみつかりました。

6月1日(土)は大阪発の香港行きのフライト、故障が発見され3時間の遅延が発生した後に欠航が発表され、乗客に宿泊費13,000円と補償金500香港ドル(約6,900円)が支払われ翌日朝のフライトに振り分けられました。6月2日(日)は香港発の東京行きのフライト、故障が確認され3時間の遅延が発生し、東京に出発しました。香港航空では5月26日から29日に成田発着の航空機だけで4日間連続ネジやブレーキ部品など19点の欠落が報告されており、各メディアに大きく取り上げられていたところでした。

3.天安門事件の学生リーダーが香港入境拒否

6月2日(日)、1989年の天安門事件で民主化運動を率いた学生リーダーの一人である中国人の封從德氏が、東京から香港国際空港に到着した際に入境拒否されたことが分かりました。米国在住の封氏は6月4日(火)に香港ビクトリア公園で開催される天安門事件30周年の追悼式に参加する予定でしたが東京に引き返すことになりました。

香港イミグレーションは入境拒否理由を明らかにしていませんが、封氏は天安門事件発生時、北京大学の学生で天安門広場指揮部の副総裁であり、中国当局の指名手配リスト21名中13位にランク付けされています。

封氏は「1990年に香港に来たときは問題なく入境できた。中国共産党は天安門事件の話をすることを恐れている。」、「一国二制度とは名ばかりで、香港は中国の言うことばかり聞いているし、司法だって独立していない。」と香港イミグレーションの対応にも非難しました。

※写真はフェイスブックページ「香港市民支援愛國民主運動聯合會 Hong Kong Alliance」より