民主主義指数2018発表 香港は欠陥民主主義と酷評

更新日:2019年01月10日
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Democracy Index

イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門EIUが、世界167か国・地域を対象として民主主義レベルを評価した「Democracy Index 2018(民主主義指数)」を発表。日本は世界22位(7.99点)で完全な民主主義とはいえないと評価、香港は世界73位(6.15点)で欠陥のある民主主義と評価されました。

今回のEIUによる民主主義指数は「選挙過程と多元性、政府機能、政治参加、政治文化、人権擁護」という5つのカテゴリーを各0~10点でスコア化し、全体の平均スコアを総合的な評価としています。評価分類のタイトルと得点基準は以下のようになっています。

・完全民主主義(Full democracy) 8.0~10.0点 ・欠陥民主主義(Flawed democracy) 6.0~7.99点 ・混合政治体制(Hybrid regime) 4.0~5.99点

・独裁政治体制(Authoritarian regime) 0~3.99点

また、世界1位の民主主義国と評価されたのはノルウェー(9.87点)、2位はアイスランド(9.58点)、3位はスウェーデン(9.39点)、4位はニュージーランド(9.26点)、5位はデンマーク(9.22点)。なお、最も民主主義ではないと評価されたのは北朝鮮で1.08点となっています。

アジア圏に注目してみると、多くの国・地域が民主主義指数を上昇させている中、香港は指数を下げている状況となっています。

・日本 22位(2位↑) 7.99点 
・台湾 32位(1位↑) 7.73点
・シンガポール 66位(3位↑) 6.38点
・香港 73位(2位↓) 6.15点

・中国本土 130位(9位↑) 3.32点

EIUは香港について「香港の民主主義の後退は明らか。選挙では候補者のスクリーニングが強引におこなわれ、香港の高度な自治権を求める候補者は排除されている。2018年に香港独立を主張する政党(香港民族党)に活動禁止命令が出されたこともスコア減少の理由の一つ」として述べています。

画像はイギリス経済紙エコノミストのウェブサイトより。

濃いグリーンが完全民主主義、薄いグリーンが欠陥民主主義、薄い黄色が混合政治体制、そしてオレンジから茶色が独裁政治体制となっています。