靖国神社で物を燃やし逮捕された香港人の裁判が2月実施

更新日:2018年12月28日
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靖国神社で物を燃やし逮捕

12月12日、香港人が東京の靖国神社の敷地内で東条英機元首相の名前が書かれた紙のようなもの(位牌のレプリカ)を燃やし警視庁に逮捕された事件で、来年2月に日本で裁判が開かれることが決定したとして香港の各メディアが報道しています。事件の詳細や香港市民の反応とともにお伝えします。

逮捕された郭紹傑容疑者(55歳)は香港の民間団体「保釣行動委員会(主に中国に尖閣諸島の領有権があると主張する団体)」のメンバーであり、今回の靖国神社での行動について「南京事件(1937年12月)での賠償を日本政府が被害者におこなっていないためだ。」と主張しているようです。容疑者は建造物侵入の現行犯で警視庁に逮捕され、活動の撮影を担当していた女性も事情聴取を受けました。

香港内のインターネット上では容疑者と撮影していた女性に対して、「この二人は反中活動家で香港独立を主張していなかったか?」、「雨傘革命の先頭にいなかったか?」、「いったい何がしたいんだ?」、「香港の評判を下げている。」、「日本だから大目に見てくれると思ったのか?」、「愛国は支持するが、騙されるな。」、「日中関係が緩んできたかと思ったら、放火しやがった。」などの否定的なコメントが多く目立っています。

また、郭容疑者は逮捕時の様子について「日本では15日以上拘留され、お風呂は週一、喫煙は禁止などの不当な扱いを受けた」と主張しており、抗議のために約100時間の絶食をおこなっていたところ、12月27日に体調不良となり検査のため病院に運ばれています。

なお、12月26日に香港の有名タレント曾志偉(エリック・ツァン)が北海道で交通事故を起こした際の香港イミグレーションの対応についても、郭容疑者は「エリック・ツァンには、すぐに人を手配したのに自分たちの件では対応が遅く不公平だ。」と不満を訴えています。