香港と広州をつなぐ高速鉄道 出入境審査を西九龍駅に集約

更新日:2017年12月28日
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広深港高速鉄道

中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は昨日、香港の西九龍から中国本土の広州をつなぐ高速鉄道「広深港高速鉄道」(2018年開通予定)の、出入境審査の手続きを西九龍駅に集約することを決定しました。

香港政府が公表している計画書によると、西九龍駅のB1階はチケット売り場、B2階は到着ロビー、B3階は出発ロビー、B4階はプラットフォームという構造になっており、B2階とB3階の一部、B4階全体、鉄道の車両内、では中国本土の法律が適用されることも決定しました。

西九龍駅に設けられる中国側の通関施設では中国本土の職員が勤務し、一方、香港の職員は事前承認を得て緊急の目的があると判断された場合のみ中国側に入ることが可能になります。

今回の決定に対して、香港の民主派は「香港の高度な自治を保障する一国二制度が損なわれる」と反発。朝日新聞によると、「共産党政権に批判的な本などを電車に持ち込んだだけで拘束されるのでは、といった懸念が広がっている」そうです。