中国国歌法が香港に適用 替え歌やブーイング禁止

更新日:2017年11月06日
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国歌法

中国の国歌を侮辱するような替え歌やブーイングを禁止する「国歌法」が、香港でも適用されることが11月4日に正式に決定しました。香港側での罰則の詳細はまだ決定していませんが、中国本土では3年以下の懲役などの罰則となります。

香港では、サッカーの国際試合などで中国国歌の斉唱がアナウンスされると香港人からブーイングが起こることが多く、中国当局から批判が相次いでいます。最近では、10月に開催されたAFCアジアカップ2019予選の中国国歌の斉唱時にサポーターの一部が「香港は中国ではない」と記した旗を掲げブーイングを起こしている姿が大きなニュースとなりました。

香港は「一国二制度」により高度な自治が認められていますが、国歌法の適用により表現の自由が後退するとの懸念が民主派や若者を中心に広がっており、香港の各メディアの記事コメント欄では以下のような意見が飛び交っています。

・今後、どんな合法的な形で中国政府への不満を表せばよいのだろうか。
・国は人民を愛することによって自然と愛国心が生まれるのであって、こんな強制的なやり方は思い上がった高慢な思想だ。

・今後香港人が不必要な敵視を受けないように、早く施行してしまったほうがいい。

香港政府は今後、公衆の意見を聞くとコメントしていますが、ネット上ではそれに対しても懐疑的な意見が多く投稿されています。