上海蟹 例年供給量の90%減 台湾産からは有害物質

更新日:2017年10月17日
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上海蟹

10月と11月は上海蟹のピークシーズンですが、中国本土からの上海蟹が香港に輸入されていないことから、例年供給量の90%減となっています。現在は、台湾、日本やヨーロッパなどから輸入された上海蟹が店頭やレストランに並んでいます。

中国本土の主要産地から上海蟹を輸入できない理由は、香港食物及衛生局(以下:衛生局)が求める衛生証明書を中国側が提出できていないためです。また、台湾からの輸入されている上海蟹からもダイオキシンなどの発ガン性化学物質が検出されたと報道が大きな話題となっており、多くのレストランが上海蟹をメニューから外しています。台湾産の上海蟹について衛生局は、「輸入された上海蟹の12サンプルを検査した結果、問題がみられたのは桃園産のみだったが、香港市場には出回っていないので安心してもよい。輸入業者は桃園産からの輸入は避けるように。」と発表をしました。

また香港の各メディアでは、昨年まで大量輸入されていた中国本土の上海蟹を話題に取り上げており、「中国側は今後も衛生証明書を香港に提出するとは思えないため、香港に輸入される日がいつになるか分からない。」とコメント。上海蟹の4大輸入業者の一つ老三陽の代表者も「現在、多くのレストランが上海蟹の提供をあきらめた。仮に11月に中国産の上海蟹が輸入されたとしても遅すぎる。日本産や台湾産のものは中国産に比べて味が明らかに劣っているので代替にはならない。」と困った様子を訴えていました。

香港内で上海蟹を楽しみたい方は、事前に電話などで確認をおこなうことをおすすめします。