雨傘革命の元学生リーダー3人に禁錮刑 そして母のコメント

更新日:2017年08月18日
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雨傘革命 判決

2014年9月に香港で起こった大規模デモ「雨傘革命」の学生団体を主導していた3名の若者が、違法集会参加や扇動の罪で禁錮6ヶ月から8ヶ月の実刑判決を言い渡されました。

違法集会参加の罪で20歳のジョシュア・ウォン(黄之鋒)は6ヶ月の禁錮刑、27歳のアレックス・チョウ(周永康)は7ヶ月の禁錮刑。違法集会参加の扇動の罪で24歳のネイサン・ロー(羅冠聡)は8ヶ月の禁錮刑。過去の判決では、黄之鋒と周永康には地域の奉仕活動に80~120時間の参加、羅冠聡には執行猶予付きの禁錮刑3週間となっていましたが、高裁は今回これを破棄し禁錮刑を言い渡しました。

黄之鋒は入廷前、記者団に対して「雨傘運動に参加したことに悔いはない」と発言。黄之鋒の母親も判決の3時間前に息子のfacebook上で「息子とはしばらく会えないな。2011年に14歳で息子は「學民思潮」(政治運動団体)を設立してから、一緒にいる時間が少なくなり、家族で集まる食事の時間がとても重要だった。きっと今回の法廷の判決には失望するだろう。息子は非暴力の原則のもと、美しい香港を構築するために頑張ってきた。次の世代にはどのように顔向けできるだろうか。息子のような子供たちを愛する人々は、ずっとあなたのことを見守っている。息子よ、あなたが進む道は決して孤独じゃない。」とコメントを残しました。また、イギリス外交部は「香港の若者たちが政治議題に参加することを強く支持する。」とコメントをしたようです。

本件を担当した裁判官は「裁判所は社会に対する明確なメッセージを発信する必要があり、彼らがおこなった行動は露骨な侮辱行為である。実際に暴力をおこなっていなくとも、非暴力的な行為だとは言い難い。デモなどで自由に表現をおこなう際は、法律を厳守すべきである。」と述べました。