香港セントラルに慰安婦像が設置される

更新日:2017年07月10日
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慰安婦象

7月7日(金)、中環(セントラル)にある在香港日本国総領事館の近くの歩道橋に、香港の反日団体により、旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像2体が設置されました。日本政府に対して慰安婦問題への謝罪と賠償を求めたほか、安倍晋三首相の写真がプリントされた旭日旗を燃やすなどして抗議がおこなわれました。

香港メディアによると、慰安婦像を設置した団体は、沖縄県石垣市の尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張している「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」などのメンバーらで構成されているとのことで、今回の抗議活動は日中戦争の発端となった1937年の盧溝橋(ろこうきょう)事件から80年の節目に合わせておこなわれたのだと伝えています。

日本国総領事館は同日、外国公館前での侮辱行為を禁じたウィーン条約に違反しているとして、香港政府に慰安婦像の早期撤去を申し入れたことを明らかにしました。しかし、慰安婦像を設置した団体は「1937年の南京事件が発生した12月13日まで慰安婦像2体を置き続ける」と主張しています。香港政府や香港警察による介入は現時点ではおこなわれていないようです。

今回設置された慰安婦像2体は中国本土で韓国の活動家らによって制作され、それぞれは韓国人女性と中国人女性を表しており、7月6日の深夜に広東省深センから陸路で香港に運ばれたそうです。