女性として初!行政長官にキャリー・ラム氏が就任

更新日:2017年07月03日
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キャリー・ラム

2017年7月1日、香港の行政長官(日本でいう首相)に林鄭月娥(キャリー・ラム)氏(60歳)が就任しました。香港初の女性行政長官となり、7月1日におこなわれた就任式ではピンク色のチャイナドレスで登場しました。

キャリー・ラム氏は1957年5月13日香港湾仔生まれ、本籍地は浙江省寧波市。1980年に香港大学を卒業後、公務員として政府に勤め、2007年になると香港政府高官に抜擢され、新たに設置された発展局の局長として香港の再開発を担当。2012年からは実質的な政府ナンバー2となる政務長官として務め、2014年に雨傘革命が起こると、デモを率いる学生団体との交渉を担当し中国政府に好印象を与えたそうです。

また、キャリー・ラム氏は親中派としても知られており、中国の習近平政権から高い支持を受けています。今年3月におこなわれた行政長官選挙では、香港市民から人気の高かった曽俊華(ジョン・ツァン)氏を大幅に引き離し、親中派(中国政府寄り)を含め、777の票を獲得してキャリー・ラム氏が行政長官に選ばれました。この777票にちなんで、キャリー・ラム氏は民主化を推し進める香港市民たちから「777」とコードネームで呼ばれています。

キャリー・ラム氏は、昨日のSCMPのインタビューに対して、「香港の若者は、中国について十分に理解できていない。香港は中国であるという理解を深める教育は洗脳ではない。学校や各コミュニティは中国についての教育にもっと力を入れるべきで、自分が中国人だという教育を幼稚園から始めるべきだ。」とコメントしていました。