湾仔で普通選挙を訴えるデモ 26名逮捕

更新日:2017年06月29日
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真の普通選挙

昨晩、湾仔(ワンチャイ)のコンベンション&エキシビションセンター前にあるゴールデンバウヒニア広場で、真の普通選挙などを訴える活動家たちによるデモが発生し、26名が逮捕されました。本日香港に到着予定の習近平国家主席の訪問に合わせてデモが過熱したものと思われます。

デモの発生場所であるゴールデンバウヒニア広場には、香港がイギリスから中国に返還された際に、中国の中央政府から贈呈された「バウヒニアの花の像」があります。デモ活動家たちは、この象徴的な花の像によじ登ったり、周りを囲ったりして占拠し、真の普通選挙を求める抗議をおこないました。

逮捕された26名の中には、2014年の大規模デモ「雨傘革命」の学生リーダーである「黄之鋒(ジョシュア・ウォン)」や、長髪の政治家として有名な「梁國雄」などがいます。黄之鋒は「7月1日にデモを!」と叫びながら警察に連行されていったと報道されています。

香港内でのテロやデモへの警戒が高まる中、本日午後は習近平国家主席が故宮博物館の建設が進められている西九龍文化区を訪問する予定で、その後は宿泊先の湾仔の「ルネッサンス香港ハーバービュー・ホテル」に滞在するとのこと。また、習近平氏の関係者はすぐ隣の「グランド・ハイアット」に滞在すると報道されており、どちらのホテルも一般客の利用は不可となっており、周辺道路には高さ約2メートルの防護壁が設置されています。なお、習近平氏の移動には警察の防弾車が利用されるそうですが、ボディガード達は香港の法律に従い武器を所有していないとの報道もあります。

現在、湾仔や金鐘には立入禁止区域の設置や様々な交通規制がおこなわれていますので、周辺を訪れる可能性がある方はご注意ください。7月1日はデモが予告されているだけでなく、ビクトリアハーバーでの花火大会もあるため大変な混雑が予想されます。