雨傘革命で市民暴行を加えた警官に有罪判決

更新日:2017年02月15日
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雨傘革命 暴力

2014年の大規模デモ「雨傘革命(民主化運動)」の際に、デモの中心的人物に殴る蹴るの暴行を加えた警察官7名に対する裁判が昨日おこなわれ有罪が確定。被告とされる警察官には、最大で3年の懲役刑が課せられる可能性があります。

2014年10月15日の事件当日、警官に液体をかけたとしてデモ活動家(ケン・ツァン氏)が取り押さえられ、警官7名に路地裏で殴る蹴るなどの暴行を加えられたとされています。この様子は、報道カメラにとらえられており、多くのTVニュースやソーシャルメディアで幅広くシェアされ市民からの反発を生みました。

地方裁判所では、224ページにも及ぶ判決文が読み上げられました。裁判所は、当時警官が抱えていたデモ対応のプレッシャーなどに配慮をしつつも、暴行目的の不当な連行であると判断し、警官7名に有罪の判決を言い渡しました。判決の際には、傍聴席にいる警察官の同僚らが怒声を浴びせ、騒然とした状況だったと言います。

被告が抗告しなければ、2月17日に刑が確定します。ツァン氏自身も警官へ液体をかけたことで有罪判決を受けていますが、今回の裁判所の判決にはさまざまな論争が生まれそうです。民主化運動の傷跡とも言える事件であり、これを教訓として学ぶところは多いようです。