マカオカジノが警戒!突然現れたカジノ女王

更新日:2017年01月27日
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カジノ サンズ

マカオの「サンズカジノ」が第4四半期の決算を発表し、大幅な利益減となったことがわかりました。そして利益減の背景には、1.6億香港ドル(約23億円)程を荒稼ぎしているカジノ女王の存在があるのだと同業者が伝えています。

サンズ側はカジノ女王の情報を一切公開していませんが、周囲の情報筋の話では、彼女は2016年後半に上海から来て、主にバカラで遊び、毎日1,000万香港ドル(約1億5000万円)以上勝ち続けていたことから、マカオで「カジノ女王」と呼ばれるようになったのだとか。

そして気になるのはカジノ女王の儲け方ですが、まずは納得のカードが来るまでは絶対に賭けない!そのため30回もゲームを流すことがあるそうです。1回の掛け金は少ない時で100万香港ドル(約1500万円)、多い時で300香港ドル(約4500万円)と言われています。

また彼女は、無敗の女王ではなく、1店舗のカジノだけで遊んでいたという事でもないようです。当初はマカオを代表する老舗カジノ「リスボア」で2,000から3,000万香港ドル(3億から4.5億円)の損を出し、その後、去年にオープンをしたサンズグループの「ザ・パリジャン・マカオ」に移り、勝ち続けて利益を重ねているのだとか。

カジノ関係者の話によると、監視カメラの様子をみても特に怪しい動きはみられず、単純に運が良いのだろうと分析されています。

この件に関して「これは一種の宣伝で、ここに来たらこれだけ儲けられるというアピールだ」という人もいるようですが、マカオのカジノ企業各社がカジノ女王に警戒するよう従業員に注意を呼び掛けているところをみると、単なる宣伝とは言えないのではないでしょうか?