沙田で大規模な山火事 無事消火完了

更新日:2017年01月23日
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山火事

1月20日(金)の午後、沙田(シャーティン)の集合住宅近辺で大規模な山火事が発生。2日間にわたり、消防隊の消火活動と政府飛行服務隊のヘリコプターによる水爆弾の投下がおこなわれ、22日の午後に消化が完了しました。40,000スクエアフィート(3,716平米)もの範囲が炎に包まれる規模でしたが、市民や住居への被害はなかった模様です。

山火事の原因は調査中とされていますが、香港天文台(気象庁)は1月20日に、空気乾燥と発火の危険性を警告していたことから、自然発火の可能性が高いとみられています。香港の年間平均湿度は80%前後なのに対して山火事当日は55%の湿度となっていたことが分かっています。

なお、山火事発生場所は、1万軒以上の公共住宅や店舗が集合している水泉澳邨という場所の近くで、付近の住民が撮影をした動画がFacebook上に多数投稿されており、当時の緊迫した様子が伝えられていました。

現在、非常に寒い日や乾燥する日が続いていますので、生活や体調管理にもご注意ください。