香港にいる海外赴任者の年収は2,000万円

更新日:2017年01月13日
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香港にいる海外赴任者の年収は2,000万円

世界45ヶ国(地域含む)を対象にHSBC銀行が「海外赴任者の実態調査2016」を発表しました。

このデータを基に香港企業である東方日報が「海外赴任者の平均年収」を分析したところ、1位がスイス(約2,200万円)、2位は香港(約2,000万円)、3位はインド(約1,700万円)、4位はシンガポール(約1,620万円)、5位は中国(約1,570万円)となり、日本は8位で1,220万円という結果となりました。

このような結果の背景には、海外赴任者の生活水準を保つために与えられる手当が大きく関係していると考えられます。スイスや香港は物価が高いため手当が高く、インドにおいては生活負荷(肉体・精神的負担)が高いため高額な「ハードシップ手当」などが与えられることが多いと言えます。その他にも中東、アフリカなどでは危険を伴うリスクがあるため、「危険地手当」などがつくのが一般的です。

年収に注目をすると羨ましくも思える海外赴任者ですが、高い物価のなかでの生活の難しさや、慣れない環境でのストレス、母国に残してきた家族などのことを考えると、年収においては妥当といえるのかもしれません。