香港でプラスチック偽米が混入か?

更新日:2017年01月11日
LINEで送る
Pocket

プラスチック偽米

今、世界中で警戒されている中国から輸出されているプラスチック製の偽米。香港内の有名レストランの米の中にもプラスチック米の混入が確認されたと消費者から通報があり、香港食物環境衞生署により現在、成分調査がおこなわれています。プラスチック米の混入が疑われているレストランは旺角の「稲香(Pier 88)」と、西環の皇后大道西にあるレストラン(店名不明)の2店舗。

稲香では一昨日のこと、「照燒鰻魚炒飯(照り焼きウナギチャーハン)」を注文した香港人女性が「米が輪ゴムのように伸びて、切れない」とFacebookに動画投稿をしたことで大きな注目が集まり、その後、稲香のマネージャーは「当店では数年前から同じ種類の米を使用しているので問題ないはずだ」と説明しています。

西環のレストランでは先週水曜日のこと、「咸蛋肉餅飯(豚肉ミンチご飯)」を注文した香港人男性がゴムのような食感の米に違和感を感じつつも食したが、食後に気分が悪くなり、食物環境衞生署に通報がおこなわれたようです。 取材に対し両店は「先月は同様の苦情を受けていない」と答えています。

先月にはナイジェリアで、中国から輸出された「炊くと、のり状になる」プラスチック米が大量押収、2015年にもインドネシアで中国産で有毒なポリ塩化ビニルの米が大量押収されています。また一昨日、バンクーバーの中華料理店でのプラスチック米疑惑の動画がSNSで拡散し、香港でもプラスチック米に対して警戒心が高まっていました。

今回のプラスチック米混入の真偽については香港食物環境衞生署の検査結果が出るまでわかりませんが、日本人もよく行く中華料理店のため心配です。

2017年1月18日、香港政府によるプラスチック偽米に関する検査結果が発表されました。 政府は通報をおこなった消費者とレストラン(生米及び白米)からサンプルを入手し、検査分析をおこなった結果、全て本物の米であると判断しました。政府は米は種類、吸水時間、炊き方により柔らかさや粘度が変わるため、むやみに「偽米」と騒がないようにと中止を促しています。