香港独立派の議員資格が事実上剥奪。デモ過熱に注意

更新日:2016年11月07日
LINEで送る
Pocket

デモ衝突

昨日、香港中心部の西環(サイワン)にて大規模デモが発生、デモ参加者には竹の棒、レンガ、空き瓶などの武器を使用していた方もおり、警官隊は催涙スプレーで応戦しました。在香港日本国領事館からもデモ会場等に絶対に近づかないようにと注意が呼びかけられています。

今回のデモは、香港独立派の若手議員2名が立法会(日本でいう国会)で「香港は中国ではない。」と発言したことで、議員の宣誓について規定した中華人民共和国香港特別行政区基本法第104条に抵触するのではないかと問題に。その判断ともいえる憲法解釈を、香港行政機関ではなく中国政府が行うことになったため大きな反発が起きたのが発端となっています。

そして本日の昼頃、全国人民代表大会が香港基本法104条に関して、「宣誓を不正確・不誠実におこなった場合は公職資格を失う」という解釈を発表。中国政府の判断で、若手議員2名の事実上の資格剥奪を表したことから、更に大きなデモへと発展する可能性もありますのでご注意ください。

香港在住者、香港に渡航予定者は、デモに関する情報にご注目ください。

第104条
香港特別行政區行政長官、主要官員、行政會議員、立法會議員、各級法院法官和其他司法人員在就職時必須依法宣誓擁護中華人民共和國香港特別行政區基本法,效忠中華人民共和國香港特別行政區。
香港特別行政区長官、主要政府スタッフ、行政会議員や立法会議員など各政府機関で働く者は法律に従い、必ず「中華人民共和国香港特別行政区基本法」を擁護し、そして厳守すると宣誓しなくてはならない。
メールアドレス