香港の天安門事件記念館が閉館。中国政府の圧力か!?

更新日:2016年07月13日
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香港の天安門事件記念館が閉館

香港の尖沙咀(チムサーチョイ)で、世界で唯一、中国の天安門事件の資料を集めて展示していた記念館「六四記念館(June 4th Museum)」が今月11日で閉館となり、香港の各メディアでは「中国政府からの圧力があったのでは?」との見方が報じられています。

(六四)天安門事件とは、1989年6月4日に中国北京の天安門広場で民主化を求めてデモをおこなっていた学生たちが、軍隊と戦車により武力弾圧され多数の死者が出た事件として知られていますが、正確な犠牲者数などはいまだに明らかになっていない事件となっています。

香港にある六四記念館は、中国の民主化を支援する香港の団体により2014年4月に開館され、これまで中国本土人を含む24,000人以上が来館、当時の写真や映像、死亡した学生らの貴重な資料が展示されていましたが、ビルの管理組合側が「商業ビルの目的に合わない」と主張し提訴しており、様々なトラブルが発生して閉館に至ったようです。ビルの管理組合側に中国共産党と関わりの深い人物がいるとの見方も出ています。

民主化を支援する団体からは、1年以内に別の場所で再オープンしたいとの声も上がっているようですが、実際には他に建物も見つからず、見通しは立っていない状態のようです。

歴史的な事件を風化させないように是非再オープンして欲しいですね。