注意!中国産の有害豚肉が香港に流通

更新日:2016年08月08日
LINEで送る
Pocket

豚肉

5日夜、中国江西省から香港に輸入された生きた豚319頭に、人体に有害な添加物「塩酸クレンブテロール」が検出されたことが分かりました。

食物環境衛生署は昨日までに約3.5トンの豚肉を回収処分しましたが、40頭分の豚肉は既に大手スーパーマーケットwelcome(恵康)をはじめとする27ヶ所に流通しており、すでに多くの消費者が購入しているようです。

問題となっている塩酸クレンブテロールですが、摂取することで頭痛、めまいや震えなどの症状がおこることから、EUでは1988年、アメリカでは1991年、中国では1997年に使用の禁止が発表されました。しかし、中国では食肉の赤身を増やす効果があるとして、いまだに塩酸クレンブテロールが使用されており中毒事件がたびたび発生しているそうです。少量の摂取では重大な症状にはならないようですが、7日までにスーパーなどで豚肉を購入した方は処分するようにしてください。

食物環境衛生署は、豚肉輸入の検査報告制度に抜け穴があったとして謝罪をおこない、江西産の豚肉を輸入停止にすると同時に、27ヶ所の小売店で購入した豚肉は食べないでくださいと伝えています。

なお、江西省から香港へは毎日600~800頭の豚が運ばれており、香港の豚肉供給量の15~20%を占めています。今回の輸入停止の影響で、今後、香港の豚肉卸価格が1割上昇するとの見方もあります。