香港トラムが脱線し、歩道フェンスを破壊

更新日:2016年06月02日
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香港トラムが脱線

100年以上の歴史がある香港名物「香港トラム(路面電車)」ですが、本日午前1時、車庫に向かう途中に脱線をし、歩道フェンスを破壊しドライバー1名が軽傷を負うという事故が発生しました。

今回の事故では幸いなことに乗客がいませんでしたが、今後、通常運行時に脱線する恐れがないかが不安視されており、原因追求のための調査が進められています。

トラムの脱線事故はあまり報じられていませんが、2ヶ月前にも乗客をのせたトラムが中環(セントラル)で脱線するという事故がありました。負傷者がいなかったため深刻な事故にはなりませんでしたが、乗客をのせての車両の転倒、車との接触や今回のように歩道に乗り上げた場合は大きな事故になりかねないため、早期の原因解明を願っています。

香港、イギリス、エジプトでしか観ることのできない2階建て車両のトラムを安全に守り続けて欲しいと望んでいます。