現代奴隷。香港が北朝鮮と同列で評価される

更新日:2016年06月01日
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現代奴隷

オーストラリアの人権団体「ウォーク・フリー・ファンデーション(以下:WFF)」が世界167の国と地域を対象に現代奴隷に関する調査をおこない、香港政府は北朝鮮政府と近く、世界で5番目に「現代の奴隷」に関して無関心であると位置づけました。

WFFの現代奴隷調査では、「政府対応、現代奴隷人数、奴隷人口比率」に分けられてランク付けされており、香港は政府対応はワースト5位、現代奴隷人数は29,500人で167ヶ国中93番目に多く、奴隷人口比率では167ヶ国中32番目に高くなりました。ちなみに日本の現代奴隷人数は290,200人で167ヶ国中25番目に多いものの、奴隷人口比率は0.228%と低水準となっています。

香港が北朝鮮やイランに並び、現代奴隷問題の解決に積極がではない国(地域)と評価されたことで、香港政府は「WFFより関連資料の要求などが無かった。データの信憑性はない。」と反論した上で、「実際は人身売買についての法制の改善を推進している。」と主張をおこなっています。

WFFは現代奴隷を、「人身売買、少女の強制結婚、臓器売買や強制労働などをさせられ、本人に拒否権がなくその生活から抜けられない人達」と定義しています。普段の生活からは見えにくい問題ですが、先進国であっても多くの人がこのような状況に立たされているようです。