香港近くの原子力発電所、テストを短縮し稼働か?!

更新日:2016年05月27日
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中国原子力発電所

香港から西に約130kmにある中国・台山(マカオの西隣)で、現在中国とフランスの合弁による原子力発電所が建設されています。原子炉は既に完成しておりこれからテストに入る段階ですが、フランス技術者の話によると少なくとも2年かけてテストを行うべきところを中国側が1年で済ませるようにと執拗に迫っているとのことが複数のメディアで取り上げられています。

今回台山で建設されている原子炉は、フランスやフィンランドで建設されている最新のものと同型ですが、今年3月にフランスの原子炉で圧力容器の屋根と底部分の耐久性に疑いが出たため、現在ではフランスだけでなくフィンランドでも建設がストップしています。

もし万が一事故があった場合、偏西風の関係で香港はもちろんの事、中国華南地区一帯が危険にさらされます。十分なテストにより安全性が確認されるまでは運用開始に慎重になってほしいと考える人が大多数ではないでしょうか。

香港の環境保護団体は香港政府に対し意見書を提出し、台山の管轄である広東省政府が原子炉部品の安全面について説明するよう要求しています。