中国では放映されない、香港の10年後が描かれた作品

更新日:2016年04月06日
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香港映画十年

香港の10年後の未来を描いた映画「十年」。政治的要素が強く、北京語を批判しているとも取れる内容であるためか、中国大陸での放映が取り消されたようです。

この映画は、香港のアカデミー賞と呼ばれる香港フィルム賞(電影金像獎)を受賞し、大阪アジアン映画祭でも大注目され、チケットがあっという間に完売となった映画です。どのような香港の10年後が描かれているのか、簡単に一部を紹介いたします。

・香港寄り思想の親と、中国思想に洗脳される子供。
・広東語の使用が禁止され、混乱する香港人タクシードライバー。
・国家反逆罪に問われ獄中死した青年と青年支持者の焼身自殺。
・香港を取り戻すために立ち上がるデモ隊と警官隊の衝突。

このように、中国の国家安全法の成立による香港の混乱を描いた映画ですが、監督や制作者側は「我々が今から行動を起こすことで、どんな未来も変えられる」という思いを込めて制作したと述べています。

この映画、昨年12月の放映開始時は、わずか1館でしか放映されていませんでしたが、大きな話題となり各地区の自治体、協会などの多くの場所で放映されました。現在、香港BSが調べた限りでは、以下の映画館で放映されているようですので、ご興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか?

映画「十年」
日時:4月12日~14日
時間:午後7時~(13、14日)、午後9時30分~(12日~14日)
場所:Hong Kong Art Centre(2 Harbour Rd., Wanchai)