香港で出産した中国大陸人が後悔

更新日:2016年03月30日
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越境児童

2012年まで中国籍の両親が香港内で子供を出産すると、子供は香港籍を得られたため、中国人による香港内出産が大流行していました。

現在、その子供達の多くが両親と深セン(中国)で暮らし、中国大陸と香港のイミグレーションを通過して香港の学校に通っているのですが、「通学時間が長い。大陸人に運び屋として利用された。両親が広東語教育のフォローができない」などの問題が様々起こっており、中国大陸の学校に転入させたいという両親が増加しているそうです。

しかし、中国大陸の公立学校は香港籍の子供を受け入れていないため、中国大陸内の学校に通うには、高い学費の私立学校かインターナショナルスクールに通うしか選択肢がなく、多くの中国人が「そんなことが分かっていたら、香港で子供なんて産まなかった。本当に後悔している」との声を上げているようです。

深セン政府もこの問題を重要視してますが、現状では香港籍の子供を中国籍に戻す術がなく、解決までに多くの時間がかかりそうだと発表しています。なお、イミグレーションを通過して香港の学校に通っている香港籍の子供は3万人程度おり、2016年から2018年にかけてピークを迎えるそうです。

今後、更なる大きな問題に発展しそうです。