香港のオーガニック野菜の37%が危険と発表

更新日:2016年03月16日
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香港のオーガニック野菜の37%が危険

香港で販売されているオーガニック野菜の37%が人体に害を及ぼす危険性があると、香港の消費者委員会が発表しました。

この調査は香港内で販売されている127の野菜サンプルを対象に調査がおこなわれ、その結果、300の残留農薬と7の重金属が検出されたと報告しています。

中国から輸入されたサヤインゲンやムラサキイモからは基準値を超えたクロルピリホス(ゴキブリや蚊を殺すのに使用)のほか5種類の残留農薬が検出。アメリカから輸入されたニンジンからは基準値を超える重金属のカドミウムが検出されたとのことです。

その他では、オーガニック記載があるトマトやジャガイモ、白菜からも農薬が検出されましたが、人体に害のある基準ではなかったようです。

オーガニック記載がある野菜は高めの値段設定となっているため、安全性が高いと考える消費者が多いと思われますが、まだまだ世界的にもオーガニック基準は曖昧であることから、完全な無農薬だと信じ込まないようにすることも大切だと考えます。

なお、今回の調査で検出されたクロルピリホスは少量であっても意識不明、膀胱や腸機能不全、けいれん、呼吸困難、麻痺などを引き起こす危険があるとされており、60kgの成人が2回の食事でサヤインゲンを80gずつ食べると健康に害があると説明しています。カドミウムについては、継続的な摂取により腎臓に障害をおよぼすようです。