香港のヘルパーが中国で強制労働させられる

更新日:2016年01月13日
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ヘルパー違法労働

ホームヘルパーとして香港で働くフィリピン人女性(23歳)が、雇用主に誘われて中国広州の友人宅を訪れたところ「ここで働け、従わなければフィリピンに帰す」と脅され10日間の強制労働をさせられていたことが発覚しました。

フィリピン人女性は中国から香港に戻る際に、香港イミグレーションに助けを求める手紙をこっそり提出しましたが受理されなかったため、再度香港内で訴えを起こして今回の事件が明るみに出ました。

香港ではホームヘルパーを第三者のもとや他国で労働させることは違法ですが、年々増加傾向にあるようです。中国本土では外国人ヘルパーの雇用自体が違法ですので、香港側も中国側も違法行為を犯したことになります。

また、違法行為の発覚により雇用主および被雇用者に罰金や禁固刑などが科される可能性がありますが、被雇用者であるヘルパーにおいては香港からの強制帰国を命じられる可能性があるため、大切な収入源をなくし母国の家族などへの送金などができなくなることを恐れて、強制労働を仕方なくおこなうということもあるようです。

滞在条件の弱みに付け込んで違法労働をさせるような悪質な雇用主が少なくなることを願います。