親孝行?20年間の中国逃亡を経て香港で自首

更新日:2015年11月25日
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逃亡生活

1990年代、香港内で海賊版アダルトビデオを店舗販売したとして起訴され、中国大陸への逃亡をおこなっていた余氏。香港にいる90歳を超えた母の病気が悪化したことをきっかけに20年間の逃亡に終止符を打ち、自首をし5ヶ月の実刑判決が言い渡されました。

余氏の自首を受け、香港メディアは一斉に「親孝行息子が自首」と伝えましたが、実刑5ヶ月のために、20年間の逃亡とは確実に親不孝であったといえるでしょう。

逃亡当初の余氏はお金が無く、無銭飲食や窃盗を繰り返して生活していたそうですが、時が経ち中国大陸でのワインと腕時計ビジネスで成功を収め、自身と香港にいる家族、娘のアメリカ留学までもの資金援助を中国大陸からおこなっていたそうです。

労働ビザは持っていたのか?親孝行と言えるのか?など多くの疑問が残る今回のニュースではありますが、ここまでビジネスでの成功を掴める余氏にとって、20年間の逃亡は彼の人生に重要であったと言えるのかが最も大きな謎といえるのではないでしょうか。